[着物でお出かけ] 新宿歴史博物館で学ぶ、お弁当文化「O-BENTO-BAKO お弁当箱 ~遊び心と食文化~」展
先日は、新宿歴史博物館で開催中の特別展「O-BENTO-BAKO お弁当箱 ~遊び心と食文化~」へ。
日本の遊び心と食文化の奥深さを改めて学ぶ1日を過ごしました。
お弁当の歴史を紐解くと、その始まりは奈良・平安時代。お米を蒸して乾燥させた「糒(ほしいい)」を袋に入れて持ち運んだ旅の携行食です。
驚くことに、この技術は現代の災害食や宇宙食にも活用されているとのこと。千年以上も前の知恵が今の最先端に繋がっている事実に、歴史のロマンを感じずにはいられませんでした。
会場には、江戸時代を中心に創意工夫を凝らしたお弁当箱や酒筒が約70点ほど展示されていました。どれも当時の人々の美意識が詰まった、想像を超える名品ばかり。
中でも一番興味を引いたのが「楼閣形(ろうかくがた)弁当」です。
屋根や庇(ひさし)、2階、1階と、上から順番に外していくことで食事が広がる4段の重箱。技と実用性と粋な遊び心が極まったお弁当箱に、思わず時間を忘れて見入ってしまいました。
浮世絵からは、お花見しながらいただく「野弁当」や、
お芝居をみながらいただく「幕の内弁当」など、楽しんでいる様子が伺えました。
江戸時代に流行したおかずの順位表「惣菜番付」も興味深い展示でした。
今でも定番のおかずを見つけると、時代を超えた親近感に、なんだかほっこりとした気持ちになりました。
現代において「BENTO」として世界中から注目を集める日本のお弁当文化。
引き続き、大切にしたいと思います。
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「O-BENTO-BAKO お弁当箱 ~遊び心と食文化~」
開催期間:2026.4.25(土)~2026.6.28(日)
公式サイト→ https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/news/111678/
新宿歴史博物館
東京都新宿区四谷三栄町12-16
東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」から徒歩8分









