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【オランダより愛をこめて】昭和人情着付師の撮影後記

なんか自分では、昭和人情着付師がしっくりきている2025夏。

時は令和のオランダです。

前回もお伝えした通り、オランダの夏は空気がひんやりしていることも多いので(日本の初秋みたいな感じ。日差し強いけど、寒くなってきたなみたいな)、着物撮影継続中。

今回はライデンでの七五三撮影。
ルクセンブルクからお越しくださった素敵なご家族様のお手伝いさせていただきました。

ライデンはアムステルダムとデンハーグの間に位置し、風車や歴史的街並み、運河も美しいのですが、駅前は現代的な利便性も兼ね備えたバランスの良い、大好きな街です。

はじめは緊張していたお嬢様。
パパの手をぎゅっと握って、大切なぬいぐるみちゃんもぎゅっと。愛らしくて胸がきゅんとなるトリコ。

だんだん慣れて表情が和らいでくるお嬢様の様子にテンションが上がる私達スタッフ。

穏やかで優しいご家族様の雰囲気が、ヨーロッパらしい景色とひとつになって、七五三撮影であり、ご家族様の記念撮影として、和気藹々と進んで行きました。

撮影の時は、出来るだけ動画も撮るようにしています。私の素人撮影ではありますが、その時話したこと、風や周りの音も含めて、記念になると思っています。

きっといつか、

お写真を見返して、親御様が覚えてる??なんて質問されても、お嬢様は、覚えてないなとおっしゃるかもしれません。
まだまだ小さな女の子。ぼんやりとした記憶かもしれない。。。

ですが、写真と共に、オランダで撮ったねえ。とか、あの時、パパがこうだったねとか。あの旅行で、あれ食べたね。とかとか。

思い出がいっぱい溢れて、たくさんのお話が続いたら嬉しいなと思うわけです。

お子様達は、覚えてないよ! からスタートして、親御様から語られるお話が少しずつ、ご自身の記憶になり、七五三の撮影ヨーロッパでしたんだなぁって、思ってもらえたら、嬉しすぎる😭
(泣いちゃう。いや、もう泣いてる)

そこから、ルクセンブルクで暮らしたいろんなことを思い出したり、語らう時間になったりしたら、これ以上の喜びはありません。

お子様やご家族様とご一緒する時間は本当に一瞬ですが、ご縁が繋がったことは紛れもない事実。感謝😭

自分が親になって、子供達と思い出を振り返る時間がどれだけ幸せで宝物なのか痛感するようになったからこそ、撮影時間だけでなく、その日1日だけでなく、いつかの未来を少しだけお手伝いできることをやりがいにしています。

可愛い🩷可愛い🩷お嬢様。
ミッフィちゃんと着物の組み合わせ🩷
最高でした。

おめでとう御座いました㊗️

📸 Meg / photographer
💄 Fusako