[着物でお出かけ] 国立新美術館へ。「生誕100年 森英恵ヴァイタル・タイプ」展で触れる世界最高峰の美意識
先日は、国立新美術館で開催中の「生誕100年 森英恵ヴァイタル・タイプ」展に足を運びました。
東洋と西洋の美を融合させ、日本人として、そして一人の女性として世界に挑み続けたクリエイティビティあふれる森英恵さんの世界観に触れてきました。
展示の中で、私が特に衝撃を受け、何度も読み返したエピソードがありました。
それは、英恵さんが初めて滞在したアメリカのデパートで、日本製が「ワンダラー(1ドル)ブラウス」と呼ばれていたという事実。当時の日本製は「安くて品質が良くないもの」の代名詞だったのです。
そんな悔しさをバネに、英恵さんは日本の生地や技術に徹底してこだわり、作品を発表し続けました。
そして、「日本の最高峰の技術と美意識」を世界に認めさせ、さらに日本の繊維産業や職人の技術を世界最高峰のステージに引き上げたその偉業に、深い感動を覚えずにはいられませんでした。
ただ伝統的な生地を使ったり、和の文様を取り入れるだけではなく、日本の繊細な織りや染めの技術を、時代を超えて愛される「洗練された機能美」に昇華させているからこそ、現代の私たちの目にも新しく、そして深く響くのだと感じました。
鑑賞後は、美術館内のカフェ「サロン・ド・テ ロンド」へ。展覧会とコラボしたケーキセットを注文しました。
エディブルフラワーやフランボワーズソース、そして英恵さんの象徴でもある「蝶」をあしらったチョコレートが美しく、まさに美意識が高まる華やかなスイーツでした。
これまで深くは知らなかった森英恵さんの生涯と情熱に触れ、とても心地よい刺激をいただいた一日となりました。
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「生誕100年 森英恵ヴァイタル・タイプ」
開催期間:2026.4.15(水)~2026.7.6(月)
公式サイト→ https://www.nact.jp/exhibition_special/2026/hanaemori/
国立新美術館
東京都港区六本木7-22-2
東京メトロ日比谷線「六本木駅」2番出口から徒歩8分









