[着物でお出かけ] 有松絞りまつりで、うちわ作りにチャレンジ!
毎年6月に開催される「有松絞りまつり」は、2日間で約8万人もの来場者を誇る一大イベント。ずっと行ってみたかったこのお祭り、今年はついに足を運ぶことができました!

江戸時代の美しい街並みが残る有松東海道一帯が会場となり、有松の文化に触れられるのはもちろん、浴衣などのショッピング、絞り体験、そして地元グルメなど、魅力が盛りだくさんです。会場は本当に多くの方で賑わっていて、歩くのも一苦労なほどでした。

水分補給で注文したドリンクは、有松絞りにちなんだ「藍色ソーダ」。見た目も涼しげなソーダを一口飲むと、ほてった身体がスーッと落ち着いていくのが分かりました。

桶狭間の戦いから450年を記念して、有松絞りで作られた「絞り甲冑」も展示されていました。繊細な絞りの技法が甲冑に活かされていることに驚きました。

会場を一通り見て回り、「せっかく来たのだから何か一つ体験を!」と思い、1時間待ちでうちわ作りのワークショップに参加しました。有松絞りの技法で染色された美しい美濃和紙を使った、なんとも贅沢なうちわ作りです。

まずは、たくさんの和紙の中からお好みのものを選びます。有松絞りならではのカラフルな色彩に、思わず心躍りました!

次に、うちわのデザインを考えて型取りし、裁断、そしてのりを引いて貼り付けるというシンプルな作業です。細かいポイントに苦戦しつつも、黙々と作業に没頭しました。

作業時間30分ほどで、ついに完成!世界に一つだけのオリジナルうちわができて大満足です。この日はとても暑かったので、ワークショップ終了後の街歩きでも大活躍してくれました。
今年の夏は、この素敵なオリジナルうちわと共に猛暑を乗り切りたいと思います!