[着物でお出かけ] 秋の上野散歩♪「刺繍 – 針がすくいだす世界」展へ
先日は、東京都美術館で開催中の「刺繍 - 針がすくいだす世界」展へ足を運び、奥深い手仕事の世界に触れる、心豊かなひとときを過ごしました。
大正末期から現在に至るまで、国内の5名の「刺し手」たちの作品が約100点展示されています。
一番印象に残った作品は、今回特別出品されていた平野松太郎さんの「かたつむり」。
刺繍ならではの立体感が、今にも動き出しそうな雰囲気。絹色の艶感も美しく、その緻密な手仕事に魅了され、思わず角度を変えてじっくりと眺めていました。
また、大小様々な種類の針が並ぶ、望月真理さんの「針ノート」。
素敵な作品を作り出す道具そのものにも、つくり手の想いが宿っているようで興味を惹かれます。
同時開催の「刺繍がうまれるとき」展も見学。
火消装束の刺し子など、貴重な資料にも触れることができました。
二つの展示を通して、刺繍は単なる装飾ではなく、補修や祈りといった多様な意味を持ち、時代や土地の風土とともに育まれてきたことを知りました。
そして、布に向かい、針と糸を動かす静かな手仕事が、作り手に深い安らぎを与えてくれる…
そんな背景に、はっと心が揺れたひとときでした。
美術館を出た後は、不忍池を通り抜けて湯島へ。
老舗の甘味処「みつばち」でおやつタイム。期間限定の「くるみあんみつ」をいただきました。ザクザクのくるみの食感と香ばしさが、上品なあんこと良く合って美味しかったです。
東京都美術館から「みつばち」までは、徒歩で約20分ありますが、お散歩コースにはちょうど良い距離。ぜひ、みなさんの秋のお出かけの参考になれば、うれしいです。
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「刺繍 - 針がすくいだす世界」
開催期間:2025.11.18(火)~2026.1.8(木)
公式サイト→ https://www.tobikan.jp/2025_uenoartistproject/
東京都美術館
東京都台東区上野公園8−36
JR「上野駅」公園改札から徒歩7分
「甘味処 みつばち」
東京都文京区湯島3-38-10
都営大江戸線「上野御徒町駅」A4出口から徒歩6分
公式サイト→ https://www.mitsubachi-co.com/









