[着物でお出かけ] 暮らしに寄り添う甘い時間「暮らしの中のお菓子展」へ
先日、港区立郷土歴史館で開催中の「暮らしの中のお菓子展」へ足を運びました。
いつも身近にある“お菓子”が、どんな歴史を重ねてきたのか…そんな何気ない疑問を確かめに。
古くは上流階級の儀式や食事として用いられていた菓子は、時代とともに点心や南蛮菓子を取り入れ、やがて庶民の楽しみへと広がりました。
明治には洋菓子が加わり、大正期には製造の機械化が進むなど、まさに日本の暮らしと共に歩んできた存在だと実感します。
「浮世年中行事 皐月」は、柏餅づくりの風景を描いた一枚。
餅を丸める人、餡を包む人、蒸し上げる人…どの工程も今とほとんど変わらないのが微笑ましいところ。
よもぎの葉に“邪気払い”の意味があることも、今回初めて知りました。
今も変わらず店頭に並ぶ昭和のお菓子たち。
気がつけば、いつもそばにいてくれた存在だったんだな…と、“ただそこにあるだけで嬉しい”気持ちを思い出し、思わず足が止まりました。
鑑賞のあとは併設カフェへ。
展示とコラボした「高輪月見ソフトクリーム」をいただきました。豆乳ソフトにあんこ、きな粉、黒蜜、寒天、そして黄色の白玉。月見をイメージしたスイーツで、いくつもの食感が重なる楽しい一品でした。
6月16日は「和菓子の日」。
平安時代の神事「嘉祥(かじょう)」が由来で、16種の菓子を供え、疫病退散を祈願したといわれています。
来年は、自分好みのお菓子を16種類そろえて、ささやかな“嘉祥”を楽しみたいと思います。
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「暮らしの中のお菓子展」
開催期間:2025.10.18(土)~2025.12.14(日)
公式サイト→ https://www.minato-rekishi.com/exhibition/okashi.html
港区立郷土歴史館
東京都港区白金台4-6-2 ゆかしの杜内
東京メトロ「白金台駅」2番出口から徒歩1分









