もしも着物を3着に絞るなら? 今の自分の場合を考えてみた①
これまで、何着もの着物を買ってきました。
日常的に着る方と比べたら少ないのでしょうが、それでも10着、20着以上は手に入れてきた気がします。

しかし、着物を集め始めてから5年ほど経った今、「着物ってたくさんは必要ないのでは?」と思うようになりました。
ミニマリストのエリサさんという方が『モノを減らすと幸せがやってきた 』という本を書かれています。
それを読むと、エリサさんは着物が趣味でありながら、手持ちの着物は3着しかないとのこと。
(出版当時の話なので、今では変わっているかもしれませんが)

私はというと、一時期よりは減りましたが、3着にはほど遠い数を所有しています。
もし自分が手持ちの着物を3着に絞るなら、どんなラインナップにするだろう?
考えてみることにしました。
まず、私が最も着物を着る可能性が高いのは「浴衣を着て出掛ける」場面です。
初夏から秋口にかけて、街中で浴衣の人が歩いていても目立ちにくくなります。
浴衣はほかの時期よりも必要なアイテム数が少なくなるので、手軽なところも好きなポイントです。


手持ちの浴衣は、注染の浴衣と絞り風の藍染め浴衣という、非常にレトロなラインナップ。
これはこれで気に入っているのですが、盛夏以外の時期にはちょっと着づらいのがネックです。
もし着物を少ない数に絞るなら、単衣着物としても浴衣としても着られそうな、阿波しじらなどの木綿着物がほしいな、と思いました。
幾何学模様などのシンプルなデザインなら、暑い5月頃から秋口まで、幅広く着られそうです。