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[着物でお出かけ] 都内最古の神社「大國魂神社」で、夏の疲れを流すひととき

先日は、酷暑の疲れを癒やしに、都内最古の神社「大國魂神社」を訪れました。

府中駅から続く欅並木の参道は、歩くだけで気持ちがすっと整います。
駅前の「馬場大門のケヤキ並木」は、国の天然記念物にも指定されている名所。

街の中心に鎮座する大國魂神社は、約1900年前、景行天皇41年(西暦111年)に創建されたと伝わる古社。
武蔵の国の守り神・大國魂大神をお祀りし、縁結び・厄除け・厄払いの神さまとして広く信仰されています。
また、武蔵国の総社として、境内には多くの神々が祀られています。

中でも印象的だったのが「水神社」。
こちらは大國魂神社が創建される以前から祀られている水の神さまで、龍の口から流れるのは、境内の井戸から汲み上げられた御神水です。(次回は水筒を持参したいと思いました!)

水神社の裏手にある小川では「人形流し」を体験できます。
大麻(おおぬさ)で自身の穢れを祓い、人形に名前を書いて流します。途中で木の葉に引っかかり少し焦りましたが、紙が溶けて無事に流れていきました。

御神水にのって人形が清らかに流れていく姿を見届けると、心まで洗われるような気分に。今年の酷暑の疲れも一緒に流せたと思います。(本当に暑い夏でしたね)

参拝後は「御休み処」で、境内を眺めながらゆっくりとあんみつ時間を楽しみました。

広い境内には、ここで紹介しきれない見どころがたくさんあります。
樹齢1000年を超えるご神木の銀杏も有名なので、黄色く色づくころにまた訪れてみたいと思います。

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「大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)」

東京都府中市宮町3-1
京王線「府中駅」南口から徒歩5分

公式サイト→https://www.ookunitamajinja.or.jp/