[着物でお出かけ] 神保町をお散歩♪「銘仙着物の華やぎ」展と「眞踏珈琲店」へ
先日、神保町を着物でお散歩してきました。
まずは、共立女子大学博物館で開催中の「和モダン ― 銘仙着物の華やぎ ―」展へ。

銘仙とは、玉糸やくず糸を平織にした絹織物。明治時代に化学染料が広まったことで、大正から昭和にかけて色や柄の表現がより自由になり、女性たちの日常着として大流行しました。丈夫で手頃、そして何よりデザインが個性的。今でもアンティーク着物として人気があります。

展示では、昭和時代の銘仙を中心に約20点が並び、モダンで大胆な柄の数々にうっとり。
昭和期に流行した手芸用絵の具「ペインテックス」で描かれた“ペンテ帯”の展示もあり、当時の暮らしの中に息づく自己表現の豊かさを感じました。

館内は撮影不可ですが、入口のフォトスポットで記念撮影ができます。

その後は、神保町といえばやはり喫茶店。博物館から徒歩8分ほどの「眞踏珈琲店」へ。
外からは中が見えず少し勇気がいりますが、ドアを開けると柔らかな空気が迎えてくれます。

1階はカウンター、2階は本棚に囲まれた静かな空間で、まるで古書店の中にいるよう。

この日は、シャインマスカットのレアチーズケーキと紅茶を。ポットでゆっくりいただきながら、銘仙の余韻を味わいました。
みなさんも、神保町で“着物×喫茶”のひとときを楽しんでみてくださいね。
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「和モダン - 銘仙着物の華やぎ - 」
開催期間:
2025.9.29(月)~2025.11.30(日)
共立女子大学博物館
東京都千代田区一ツ橋2-6-1 共立女子学園2号館B1F
地下鉄「神保町駅」A8出口から徒歩1分
公式サイト→ https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/muse/news/detail.html?id=106
「眞踏珈琲店」
東京都千代田区神田小川町3-1-7
地下鉄「神保町駅」A5出口から徒歩9分
公式サイト→ https://mafumicofffee.vercel.app/