[着物でお出かけ] 華麗なるライフスタイル「愛のヴィクトリアン・ジュエリー」展へ
今回は、東京・虎ノ門にある「大倉集古館」で開催中の「愛のヴィクトリアン・ジュエリー」展へ。
1837年に18歳の若さで王位継承したヴィクトリア女王の時代、英国は世界各地に植民地を築き、圧倒的な工業力と軍事力により「太陽の沈まない帝国」と呼ばれました。
「大英帝国」と呼ばれ最も繁栄した時期の、上流階級のライフスタイルは一見の価値があります。
中国から紅茶を輸入し、英国で紅茶文化が完成したのもヴィクトリア時代。
「午後に紅茶を飲みながら軽食をとる」という、現在の日本でも人気のアフタヌーンティー文化も発展しました。
高品質な銀食器のテーブルセッティングを見るだけでも優雅な気分になります。※写真はチラシよりお借りしました
会場には、ジュエリーの他、結婚式やお葬式で着用されたドレスや宝飾品、アンティークレースなど、幅広く展示されています。
一番印象に残ったのは、「ジェット」と呼ばれる漆黒の宝石。
樹木が化石化されたものですが、木とは思えないほどの光沢に心奪われました。観賞後は、2階にあるテラスで、華麗で優雅なライフスタイルの余韻に浸るのもおすすめです。
コーディネートは、ジュエリーを意識して、光沢のあるキラキラした帯にしました。
ぜひ、お出かけしてみて下さい。
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「愛のヴィクトリアン・ジュエリー」華麗なる英国のライフスタイル
開催期間:2023.4.4(火)〜2023.6.25(日)
https://www.shukokan.org/exhibition/
大倉集古館
東京都港区虎ノ門2-10-3
東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」から徒歩5分