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[着物でお出かけ] 織物の産地で昭和レトロな街歩き&カフェ巡り

今回は、江戸時代から織物の産地として有名な、東京・青梅へ散策にお出かけしました。

まずは、旧青梅村の総鎮守「住吉神社」へご挨拶。

室町時代(1369年)に創建された歴史のある神社で、御祭神は住吉三神の上筒男命(うわつつおのみこと)・中筒男命(なかつつおのみこと)・底筒男命(そこつつおのみこと)、そして、神功皇后(じんぐうこうごう)です。
現在の本殿・幣殿・拝殿は江戸時代に建てられたもので、青梅市の指定史跡に登録されています。
当時の職人たちの見事な彫刻技術に目が釘付けになります。傾斜の急な長い階段を登っても見にいく価値があります。東京で唯一の木造建築の映画館「シネマネコ」

青梅織物工業協同組合の敷地内にある建物は、昭和初期に建てられ旧都立繊維試験場として使われていたもので、現在は、国登録有形文化財として登録されています。
小さなシアタールームですが、最新技術の映画設備を備えています。併設のカフェで「しあわせな濃厚レトロプリン」と「シネマネコソーダ」をいただきました。
今回は見学だけさせていただきましたが、次回は、ぜひ映画鑑賞も楽しみたいです。国登録有形文化財「繭蔵」で創作和食ランチ

かつては、青梅織物協同組合で夜具地(ふとん地のこと)の倉庫として使われていた石蔵を改修したレストラン。
旬の野菜がたっぷり入った「繭膳/まゆぜん」ランチは満足感のあるボリュームで、心と身体が喜びました。
2階はギャラリーになっていますので、ぜひ、食後にのぞいてみてください。東京都指定の歴史的建造物でカフェタイム

「ナミオ珈琲」は2022年2月22日(猫の日)にオープンした小さなカフェ。大正末期に建てられた木造建築を活かした店内は、とても落ち着く雰囲気です。
カフェラテは泡がふわふわ、猫のラテアートも可愛いです。セットで注文した焼きドーナツは中がしっとりして美味しかったです。青梅のレトロな街並み

昭和にタイムスリップしたかのような空気感で、なんだか懐かしい記憶が蘇ります。

歴史と自然が豊かな青梅の街歩きは、こちらに書ききれないほど、魅力的なスポットがたくさんありました。
平日はお休みの施設が多いので、事前に行きたいスポットの営業日を確認して行かれるのがおすすめです。

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「住吉神社」
東京都青梅市住江町12
http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/nishitama/ome/5821/

「シネマネコ」
東京都青梅市西分町3-123 青梅織物協同組合敷地内
https://cinema-neko.com/

「繭蔵」
東京都青梅市西分3-127
https://mayugura.com/

「ナミオ珈琲」
東京都青梅市住江町65 昭和レトロ商品博物館1F
https://www.instagram.com/namiocoffee/