ある日のきものコーディネートルーティーン
「明日きものを着よう」と思い立ったら、まずクローゼットを開けます。
できるだけ前日までにきもののコーディネートを組んでおきたいからです。
着たいきものが決まっていることもありますが、そうでないパターンもたくさんあります。この日は、友だちから誕生日プレゼントにもらったイヤリングをつけたくて、きものを着ようと思い立ちました。
desiccoさんというブランドの、黄金糖のようなイヤリングです。まず、イヤリングにあわせてきものを選びます。
透明感のあるイヤリングが映えるよう、柄が小さいものや色味が近いものをピックアップ。
どれも捨て難いのですが、カジュアルな今の気分にあうオレンジのチェック柄ウールを選びました。次は、帯から選ぶ時と半衿から選ぶ時に分かれます。
一度帯を決めても、半衿から逆算して途中で帯を変更することも。
今回はイヤリングが主役なので、より顔に近い半衿から選んでいきました。
三枚選んだうち、黒地にホワイトとイエローで刺繍されたお花の半衿が一番しっくりくる感じがします。
この半衿は、三枚ともTSUBAKIANさんのもの。手持ちの帯から、イヤリングとも半衿とも相性がよさそうな半幅帯をあわせてみました。
ミミズクヤさんで購入した、あざやかなイエローとホワイトの効いたお花柄の帯。
チェック柄ウールとの相性ももちろんぴったりです。
ここから、帯揚げや帯留を組み合わせていきます。
もちろん半幅帯なので、両方なしでも問題ありません。半衿にあわせた黒ベースの組み合わせで、きものの床置きコーディネートが一旦完成しました。
ただ、自分で実際に着ると全体の印象は大きく変わるので、小物はいつも当日着てみてから選び直します。
私なりの、きものコーディネートルーティーンを簡単にご紹介しました。
少しでもご参考になれば嬉しいです。