【2026年7月】着物・浴衣で行きたい!関東&関西の夏祭り10選
みなさん、こんにちは。お出かけコンシェルジュの暦(こよみ)です📅
いよいよ夏本番。7月は、朝顔やほおずきといった「江戸の花」が街を彩り、京都では千年続く山鉾が都大路を進み、大阪では大川に船と花火が浮かぶ——着物好きにとって、一年でいちばん心が躍る季節です👘✨
今年は定番の夏祭りが各地で目白押し。浴衣でふらり、あるいは夏着物でしっとり。今回は関東と関西に分けて、わたしが「これは映える!」と太鼓判を押すイベントを5つずつ厳選しました。さっそく出かけましょう。
※掲載の日程は2026年6月時点の公式・主催者発表をもとにしています。日付が未確定のものは「昨年の日程を参考にした推定日程」と明記しています。お出かけ前には必ず各公式サイトで最新情報をご確認くださいね。

【関東】江戸の夏を歩く5選
1. 入谷朝顔まつり(東京・台東区)
日本最大の朝顔市が、今年も下町・入谷に帰ってきます。色とりどりの朝顔の鉢が言問通りにずらりと並ぶ光景は、まさに江戸の夏そのもの。浴衣姿で歩けば、自分も一幅の浮世絵に溶け込んだような気分になれますよ。
開催情報
– 日時:2026年7月6日(月)〜8日(水) ※第79回(公式発表済み)
– 会場:入谷鬼子母神(真源寺)および言問通り一帯(東京都台東区下谷)
– 入場:無料(朝顔は1鉢2,000円前後が相場)
– アクセス:東京メトロ日比谷線「入谷」駅より徒歩約1分、JR「鶯谷」駅より徒歩約3分
– 公式サイト:入谷朝顔まつり
暦の推しポイント
朝顔は早朝にいちばん美しく開く花。だから朝顔まつりは、なんと朝5時からスタートします。涼しい時間に浴衣で訪れて、咲きそろった鉢をゆっくり選ぶ——これが粋な楽しみ方です。期間中は鬼子母神の境内で、朝顔をあしらった数量限定の御朱印(書き置き・有料)も頒布されます。今年は月曜から水曜の平日開催なので、会社帰りに夕涼みがてら立ち寄るのもおすすめです。
2. 浅草寺 ほおずき市(四万六千日)(東京・台東区)
入谷の朝顔まつりが終わると、すぐお隣の浅草で「ほおずき市」が始まります。江戸の夏のリレーですね。真っ赤なほおずきの鉢と、チリンと鳴る江戸風鈴。浅草寺の境内に響く涼やかな音は、暑さをふっと忘れさせてくれます。
開催情報
– 日時:2026年7月9日(木)〜10日(金) ※日付固定の年中行事
– 会場:浅草寺(東京都台東区浅草)
– 入場:無料(ほおずきの鉢植えは約1,000円〜2,500円が目安)
– アクセス:東京メトロ・都営浅草線「浅草」駅より徒歩約5分
暦の推しポイント
7月10日は「四万六千日(しまんろくせんにち)」といって、この日に参拝すると約4万6千日分(およそ126年分)のご利益があるとされる特別な縁日です。せっかくなら、この日限定で授与される黄色い掛け紙「黄札(きふだ)」や、雷除けのお守りもチェックしてみてください。仲見世から雷門へと続く参道は、浴衣がいちばん似合う散歩道です。
3. 文京朝顔・ほおずき市(東京・文京区)
「下町まで行くのはちょっと遠い」という都心住まいのあなたへ。文京区でも、朝顔とほおずきの市が同時に楽しめます。徳川家ゆかりの傳通院(でんづういん)が朝顔市、「こんにゃくえんま」で知られる源覚寺(げんかくじ)がほおずき市のメイン会場。小石川の趣ある町並みを、二つの花を訪ねて歩く半日散歩はいかがでしょう。
開催情報
– 日時:2026年7月18日(土)・19日(日) ※昨年の日程を参考にした推定日程です(第40回は2025年7月19・20日に開催)。確定日は必ず公式でご確認ください
– 会場:傳通院(朝顔市)/源覚寺(ほおずき市)ほか、小石川一帯
– アクセス:東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅、都営三田線・大江戸線「春日」駅より徒歩約10分
– 公式情報:文京区公式サイト
暦の推しポイント
ここの見どころは、江戸の園芸文化を今に伝える「変化朝顔(へんかあさがお)」の展示や、品評会(花合わせ会)。花びらや葉が変わった形に咲く珍しい朝顔は、まるで生きた工芸品です。地元町会の模擬店も出て、肩肘張らないアットホームな雰囲気。気負わず普段着物や浴衣で、ご近所の夏祭り気分で楽しめるのが魅力です。
4. 東京タワー 天の川イルミネーション(東京・港区)
屋外の祭りで汗をかいたら、夜は涼やかに締めくくり。東京タワーのメインデッキでは、七夕伝説をテーマにした「天の川イルミネーション」が夏の間ずっと点灯します。空調の効いた屋内でゆっくり過ごせるので、「暑いのは少し苦手」という方にもぴったりです。
開催情報
– 日時:例年6月中旬〜9月下旬 ※昨年(2025年は6月中旬〜9月下旬)を参考にした推定期間です。2026年の点灯期間・浴衣特典の有無は公式サイトでご確認ください
– 会場:東京タワー メインデッキ(東京都港区芝公園)
– アクセス:都営大江戸線「赤羽橋」駅より徒歩約5分
– 公式サイト:東京タワー
暦の推しポイント
LEDの光が「天の川」のように広がる展望台は、ガラスに映り込む夜景と相まって、まるで夜空に浮かんでいるよう。写真映えも抜群です。例年、浴衣で訪れると各店舗でお得なサービスが受けられるキャンペーンも実施されてきました。お祭りのあとのクールダウンに、夜のデートに——浴衣でしっとり過ごす特別な夏の夜になりますよ。
5. 阿佐谷七夕まつり(東京・杉並区)
関東の締めは、商店街まるごとが舞台の七夕まつり。阿佐谷パールセンター商店街に、毎年趣向を凝らした巨大な張りぼて飾りが吊るされ、アーケードが色鮮やかに染まります。アーケード商店街なので日差しや小雨を気にせず歩けるのも、浴衣さんにはうれしいポイントです。
開催情報
– 日時:2026年8月上旬の数日間 ※例年8月上旬(七夕を月遅れで開催)の開催を参考にした推定時期です。2026年の会期は公式でご確認ください
– 会場:阿佐谷パールセンター商店街ほか(東京都杉並区)
– アクセス:JR中央線「阿佐ケ谷」駅より徒歩約2分
– 公式情報:阿佐谷パールセンター商店街公式サイト
暦の推しポイント
※こちらは7月の七夕(新暦)ではなく、月遅れの8月上旬開催が恒例です。「7月に予定が合わなかった」という方の”延長戦”としてご紹介します。食べ歩きグルメも豊富で、浴衣で気軽に縁日気分を味わえる、下町情緒たっぷりのお祭りです。
【関西】京・大阪の夏を彩る5選
1. 祇園祭 宵山・山鉾巡行(京都市)
7月の着物イベントの「主役」といえば、やはり京都の祇園祭。八坂神社の祭礼として、7月のひと月をかけて繰り広げられる、千年以上の歴史を持つ大祭です。豪華絢爛な懸装品(けそうひん)をまとった山鉾は「動く美術館」とも呼ばれ、一生に一度は見る価値があります。
開催情報
– 期間:2026年7月1日(水)〜31日(金)
– 宵山(前祭):7月14日(火)〜16日(木) ※15日・16日は屋台露店も出店
– 山鉾巡行(前祭):7月17日(金)9:00 四条烏丸出発
– 宵山(後祭):7月21日(火)〜23日(木)
– 山鉾巡行(後祭):7月24日(金)9:30 烏丸御池出発
– 会場:八坂神社および京都市中心部(四条通・烏丸通一帯)
– 公式サイト:八坂神社/祇園祭山鉾連合会
暦の推しポイント
着物で楽しむなら、断然「宵山」がおすすめです。夕暮れとともに山鉾の駒形提灯に灯がともり、コンチキチンの祇園囃子(ぎおんばやし)が町に響く——この幻想的な雰囲気に、夏着物や浴衣がぴたりと寄り添います。旧家や老舗が秘蔵の屏風を公開する「屏風祭(びょうぶまつり)」も宵山の楽しみ。当日はたいへんな人出になりますので、歩きやすい草履と暑さ対策をお忘れなく。
2. 下鴨神社 みたらし祭(御手洗祭)(京都市)
「夏に着物は暑そう…」という方にこそおすすめしたいのが、下鴨神社のみたらし祭。世界遺産の境内にある御手洗池(みたらしいけ)で、膝までひんやりした湧き水に足を浸して無病息災を願う「足つけ神事」です。真夏でも20度以下という冷たい水が、火照った体をすっと冷ましてくれます。
開催情報
– 日時:2026年7月18日(土)〜30日(木) 9:00〜20:00 ※予定(公式発表)
– 献灯料:500円
– 会場:下鴨神社(賀茂御祖神社)(京都市左京区)
– アクセス:京阪「出町柳」駅より徒歩約12分
– 公式サイト:下鴨神社
暦の推しポイント
裾をきゅっとたくし上げて池に入る——浴衣ならではの軽やかさが生きる、夏だけの特別な体験です。足元が濡れるので、当日は素足になりやすい鼻緒の浴衣+足袋なしのスタイルがおすすめ。タオルを忘れずに。楼門前には「納涼市」のテントが並び、みたらし団子発祥の地ならではの本家の味も楽しめますよ。
3. 北野天満宮 御手洗川足つけ燈明神事(京都市)
学問の神様・菅原道真公を祀る北野天満宮でも、夏に足つけの神事が行われます。こちらは七夕にちなんだ「御手洗川足つけ燈明神事」。五色のろうそくに火を灯し、清らかな川の水で邪気を祓います。下鴨神社と合わせて巡る「京の足つけ二社詣で」も、涼やかな夏の楽しみ方です。
開催情報
– 日時:2026年8月上旬〜中旬 ※昨年(2025年は8月2日〜17日)を参考にした推定時期です。2026年の会期は公式でご確認ください
– 初穂料:御手洗川足つけ燈明神事 500円
– 会場:北野天満宮(京都市上京区)
– アクセス:市バス「北野天満宮前」下車すぐ
– 公式サイト:北野天満宮
暦の推しポイント
水に浮かべると文字が浮き出る「水占みくじ」など、七夕らしい遊び心も満載。夜にはライトアップも行われ、提灯の灯りに照らされた境内は幻想的です。
※こちらは例年8月上旬〜中旬の開催です。「7月に行けなかった」方向けの晩夏のお出かけ先としてご紹介します。
4. 天神祭(大阪市)
京都の祇園祭、東京の神田祭と並ぶ「日本三大祭」のひとつ、大阪の天神祭。大阪天満宮の祭礼で、クライマックスの本宮では約3,000人が練り歩く「陸渡御(りくとぎょ)」、約100隻の船が大川を行き交う「船渡御(ふなとぎょ)」、そしてフィナーレの奉納花火が、水都・大阪の夜を彩ります。
開催情報
– 日時:2026年7月24日(金)宵宮/7月25日(土)本宮 ※日付固定の年中行事
– 奉納花火:7月25日(土)19:30頃〜 川崎公園・桜之宮公園
– 会場:大阪天満宮および大川一帯(大阪市北区)
– アクセス:JR東西線「大阪天満宮」駅より徒歩約1分
– 公式サイト:大阪天満宮
暦の推しポイント
法被や浴衣姿の人々で街全体が賑わうので、浴衣で溶け込んで歩くのにぴったりのお祭りです。日本一長い「天神橋筋商店街」にはたくさんの露店が並び、アーケードなので食べ歩きも快適。船の灯りと花火が水面に映る「火と水の祭典」は、ぜひ浴衣姿で眺めてほしい絶景です。
5. 北野天満宮 宝物殿「京の夏の旅」特別公開(京都市)
最後は、暑い日中を涼しく過ごせる屋内のお出かけ先を。京都の夏の風物詩「京の夏の旅」では、普段は見られない貴重な文化財が期間限定で特別公開されます。北野天満宮の宝物殿もそのひとつ。冷房の効いた館内で、夏着物のままじっくり美術鑑賞——大人の夏の楽しみ方です。
開催情報
– 日時:2026年7月10日(金)〜9月30日(水) ※公式発表
– 会場:北野天満宮 宝物殿(京都市上京区)
– アクセス:市バス「北野天満宮前」下車すぐ
– 公式サイト:北野天満宮
暦の推しポイント
3番でご紹介した足つけ燈明神事と同じ北野天満宮なので、晩夏なら神事と宝物殿をセットで楽しめます。屋内展示は、汗を気にせず帯結びを崩さずに過ごせるのが着物好きにはうれしいところ。お気に入りの一枚で、静かな夏の一日を過ごしてみてください。

今年の7月は、江戸の花を愛でる下町歩きから、京の都の絢爛な山鉾、水都・大阪の火と水の祭典まで、着物が主役になれる行事が東西で目白押し。色とりどりの朝顔や赤いほおずき、提灯にゆれる祇園囃子、ひんやり冷たい足つけ神事——どれも、浴衣や夏着物がいちばん似合う風景です。
熱中症対策と歩きやすい草履だけは忘れずに、素敵な着物で夏のお出かけを楽しんでくださいね🌅👘
それでは、また次の特集で。暦でした!









