PAGE
TOP

[着物でお出かけ] 浮世絵の世界へ。堀切菖蒲園で出会う、江戸から繋がる花菖蒲の情熱

先日は、花菖蒲の見ごろに合わせて、江戸情緒の残る「堀切菖蒲園」へお出かけしました。

ここは江戸時代から続く歴史ある名所の一つで、歌川広重の浮世絵『名所江戸百景』にも描かれている葛飾区の名勝。

凛と伸びた茎から、しっとりと垂れる花びらがとても優雅で美しいお花です。その気品ある雰囲気に魅せられた絵師や画家は、広重以外にも数多く存在します。

園内には、なんと200種類・6,000株もの花菖蒲が水路に沿って咲き誇り、その多種多様さは都内屈指を誇ります。

実は、花菖蒲には「江戸系」「肥後系」「伊勢系」という三つの大きな系統があるのだそう。

園内では、種類ごとに名前と系統が丁寧に書き添えられており、それらを見比べながら歩くのも新鮮な楽しさがあります。

これほどまでに多彩な世界が広がっているとは知らず、古くから続く日本の品種改良への情熱と、職人たちの優れた技術の凄さにはただただ驚くばかりでした。

散策を楽しんだ後は、園内にある「静観亭」の喫茶コーナーでひと休み。 ガラス張りの涼しい屋内から、美しく咲き競う花菖蒲をゆったりと眺める贅沢な時間を過ごすことができました。

多種多様な品種を一度に見比べて楽しめる、歴史ある堀切菖蒲園。
ぜひみなさんも足を運んで、「お気に入りの一輪」を見つけてみてくださいね。

ーーーーー
「葛飾菖蒲まつり」
開催期間:2026.5.25(月)~2026.6.14(日)

堀切菖蒲園
東京都葛飾区堀切2-19-1
京成線「堀切菖蒲園駅」から徒歩10分