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和装なら派手カラーにもチャレンジできる!【赤い着物篇】

洋服と比べて、着物のいいところって何だろう?

その疑問の答えとして、私がひとつ思うのは「派手なカラーを試しやすい!」ということ。

洋服ではなかなかチャレンジできない派手な柄や色も、和装なら不思議と似合うことがあります。

赤い洋服はそれまで買ったことのなかった私が、初めて赤い着物を買ったのは着物を着始めて2年目くらいの頃。

落ち着いた渋みのある赤でしたが、あまり抵抗なく着ることができたのは「振袖などでも着たことがあるから」「和服だと上品に見えるから、洋服ほどの派手さがないから」かもしれません。

赤が着られる!とわかってからは、赤い着物を着ることもだんだん増えていきました。

赤はワンピースやトップスだとかなり華やかに見えるカラーですが、着物は襟まわりや帯まわりで締め色を使えること、横に広がるのではなくスッキリと縦のラインで見せるシルエットであることで、派手さを抑えられる気がします。

もし赤い着物にハードルを感じる場合は、半襟や帯、インナートップス(シャツやタートルネックなどを着る場合)に黒を持ってくると印象が引き締まり、グッと着こなしやすくなります。

赤はおめでたいカラーでもあるので、クリスマスや初詣でなどにもぴったり。

色無地や江戸小紋など、赤い着物を一枚持っておくと年末年始のイベントにも困りません。

多くの着物の赤色は振袖などよりも抑えた、身にまといやすい赤が多いです。

洋服で赤はちょっと……という人にも、ぜひ赤い着物は一度試してみてほしいです。