【行くぞ!!セルビア🇷🇸】ファッションショーの舞台裏を公開します!!・前編
この度、大変ありがたいことに、在セルビア日本大使館様よりご依頼をいただき、日本の着物をセルビアの皆様にご紹介するお手伝い行ってまいりました!!
とってもとっても光栄で、楽しかったのですが、大変だったこともいっぱい!!
でしたので、このコラムにて裏側を暴露いたします🫡 まさに珍道中。是非ご覧ください。

【坊主女1人で大きなスーツケース3つ持ってウロウロ。笑】
毎年なんらか、オランダを出国し、ファッションショーのために着物を持って旅している着付師 トリコです。
お仕事をお引き受けするにあたっては、まずはベビーシッターの確保からスタート(私の場合はまずこれだね。。。)
子供達を託せると決まってから、お話しが進みます。
在セルビア日本国大使館のご担当者様には本当にご配慮いただき、たくさんのご協力をいただきました。
今回は着物も全てこちらでご用意させていただくため、まずは、イメージをお伺いし、双方の意見のやり取りの中で、コーディネートを固めていきました。
そして決定したテーマは「女性の着物 様々(さまざま)」
実はヨーロッパのどの国でもそうなのですが、着物にたくさんの種類があることをご存知ない方がとても多いのです。
例えば、YUKATAは着物の種類の中の一つだということや、ミセスの第一礼装が黒留袖だということなど、是非、知っていただきたい!!

【セルビアに到着したのは深夜1時前😱】
とはいえ、着物選びはモデルのサイズとの兼ね合いも重要。セルビア人のモデルちゃん達はとにかく背が高く、足が大きい方が多い!!
これ良いかも!!と思っても、サイズが無理…ということも多々あり、更に、これならできるのに…と思っても、いるものがすぐに手に入らないのも、オランダだからしょうがない。
担当者の方に時に長尺で、私の着物への思いなどを熱く語りながら(これが1番いらんかったんちゃうか??)、着物選びを行いました。

【お迎えのドライバーさんと会って初めてホッとしました】
着物だけでなく襦袢や小物や草履、補正類など、諸々合わせると大きなスーツケース3つがぱんぱんに。
とにかく重いし、大きいし。
準備を進めるごとに、これ…私が到着せえへんかったら終わりやな。荷物無くしたら詰むな。無事に辿り着けるかな。。。そんなことがぐるぐる頭をよぎり続けました。

【ベオグラード市内は古き良きヨーロッパの風情を感じられる落ち着いた街並みでした】
びびり散らかしていたトリコは、とにかく早めに出発!! とはいえ忘れ物は嫌なのでずっとブツブツ言い続け(持ち物を反芻)、怪しがるタクシーの運転手さんは怯えて?? 手伝ってくれなかったので荷物をひとりで持ち上げて、結果、こけたりしました。笑
また、そもそも遅延していた飛行機でしたが、離陸直前で、ひとりの乗客が降りたい!! となって、そこから更に1時間以上遅延。(こんなことあるんですね…😵)
ニコラテスラ空港に着いたら、一人で大荷物すぎるアジア人の女に怪しさ満点と感じたのか、入国前に更に荷物チェックが入り、全然、セルビアに入れへん。。。

【毎年行われているエスノロジーフェスティバルの特集国 今年は「日本」】
結局、前日入りの予定が当日の深夜入りにはなりましたが、ホテルに着いた時は泣きそうになりました。嬉しくて😭
そして、起きたら素晴らしい青空が広がっていて、やった!!晴れるやん!!
と大ニコニコになり、会場に向かいました。
もうここまで来たらあとは楽しむだけやで!!
明日に続く!
(最近こればっかり😂)
サムネ画像:
photo: studiofdjordjetomic@gmail.com