PAGE
TOP

【297cm!】短い&柄が出ない帯を、二巻きで結んでみた!

お気に入りだけど、短い帯ってありますよね。
短い帯の結び方はいろいろありますが、よくあるのが、「一巻き」にするというもの。
でも、私はこれはあまり好きではありません。
なぜなら、私は帯の前部分を、若干ずらしながら巻くのがフェチだからです!😆
なので、私には「二巻き」は必須。

今回結ぶ帯は、297センチ。
きりばめ風で、パッチワークな感じが大のお気に入りです。
特に、青の部分が好みなのですが…
なんとこの帯、普通の結び方だとこの青の部分が内側に来てしまうのです。

・短い
・二巻きにしたい
・前帯の出したい柄が内側にくる

これらのハードルを抱えて、結んでみました!

まず、前柄の問題。
これは、いつもと逆向き(いわゆる関西巻き)に巻いていけば解決します。

が!

私はそれが苦手なので、今回は、手先の上下を逆にしました。
上下を逆に(結び方によりますが、輪を上で結ぶ方は下に、輪を下で結ぶ方は上に)することで、手先が裏表逆になります。

そして、帯が短く、前帯の柄出しを優先させるため、手先はかなり短くしました。

後は通常通り結びます。今回は角出しです。
紐で帯をしょい上げたところが右の写真↑。かなり短い!
ちなみに手先はほぼありません😂

通常の角出しの帯締めの掛け方だと、長さが足りないので、帯締めを帯の外側から、引っ掛けるようにして帯を上げます。
帯締めを引っ掛けたら、あとは普通に前で結ぶだけ。
あとは、あっちを出したりこっちを出したり調整して、出来上がりです。

手先が消え、角出しならぬ ""角無し結び"" といった感じの仕上がりですが、自分のこだわりの「二巻き」と「前柄を出したい」を満たせたので満足です。
どう結びたいか?の優先順位さえ決めれば、妥協は入るものの、短い帯でもなんとかなる!
あくまでカジュアルシーンでご活用ください😆