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[着物でお出かけ] 100歳超えても現役でご活躍「生誕100年 柚木沙弥郎展」へ

今回は、東京・目黒区にある日本民藝館で開催中の「柚木沙弥郎展」へお出かけしました。

柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)さんは、1922年(大正11年)に東京・田端の生まれ。
昨年の10月に100歳を迎えられた、現在も現役で活躍中の染色家さんです。

染めを中心に、ガラス絵、版画、絵本なども手がけています。
なんと、86歳の時に初めてパリで個展を開かれたというのも驚きの経歴です。↑こちらの展示のみ撮影可能

伸びやかに羽ばたいているツバメさんが、今回の私のお気に入りの作品。

大胆な構図の作品が多く、アフリカやインドなど海外の作品とも馴染んで、調和されたお洒落な空間がとても素敵でした。

柚木さんは、生活の中の”モノ”や”コト”から楽しさを見つけて、「日常のワクワク」を大切にされているそうです。そんな世界観で製作された作品を見ていると、その楽しさが伝染するようで、ポジティブな気分になれます。

お着物や帯なども展示してありますので、ぜひお出かけしてみてください。↑こちらは、西館

日本民藝館には、展覧会の行われている本館と、西館があります。
西館は、日本民藝館の創設者・柳宗悦の自邸として施工され、宗悦が生活の拠点とした建物で、宗悦の没後民藝館に引き継がれ、現在は東京都指定有形文化財に指定されています(建物の公開は第2・3の水曜日と土曜日のみ)。

本館だけでなく、建具も家具も全てが美しい西館も、ぜひ見学されるのがおすすめです。コーディネートは春色カラーでまとめました。

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「生誕100年 柚木沙弥郎展」
開催期間:2023.1.13(金)〜2023.4.2(日)
https://mingeikan.or.jp/exhibition/special/?lang=ja

日本民藝館
東京都目黒区駒場4-3-33
京王井の頭線「駒場東大駅」西口から徒歩7分